
外に出ることは、暖かさを諦めることを意味しない。多くの場合、パティオ、デッキ、あるいは三季節用の部屋で寒さを感じ、夜が早く終わってしまう。暖房が作動しても、熱が人に届かないこともある。屋外用の赤外線ヒーターはこれを変える。空気ではなく人や物体に直接赤外線の熱を届けるため、スイッチを入れてからほぼすぐに快適さを感じられる。
技術的に重要な点
屋外用赤外線ヒーターで重要なのはラベルにあるワット数だけでなく、赤外線出力である。クオーツチューブエレメントやカーボンファイバー発熱体は広範囲のスペクトルの赤外線を放射し、応答速度は数秒単位で非常に速い。
住宅用の屋外ヒーターでは、通常120Vまたは240Vモデルで、出力はおおよそ1500Wまたは3000W程度となる。重要なのは使用環境に応じて出力強度を適切に合わせることである。南向きで風が遮られたデッキでは、北向きで風にさらされる開放的なポーチに比べてより低い出力で十分な場合が多い。
内蔵サーモスタットにより温度を一定に保てるほか、IP34などのIP規格により埃や水の飛沫から保護されている。安全上は転倒防止機能や過熱遮断機能を備えていることを確認する必要がある。
この方式が必要な環境で効果的な理由
熱損失は設置向きと断熱性によって決まり、その環境で快適さが失われる速度を左右する。簡便な1分間の計算方法としては、赤外線出力を熱損失に合わせることである。
遮蔽され断熱性の高い場所ならば、1500W機で均一かつ通風の少ない暖かさを得られる。風の強い開放的な場所や大きなガラス面を持つ空間では、3000Wのヒーターで床や家具を暖めることで、気温が下がっても快適に過ごせる。
赤外線熱は人体や物体をターゲットにするため、空気を暖めるエネルギーを無駄にせず、早期に快適感が得られる。
実用的な設置上のポイント
屋外用赤外線ヒーターは適切に設置されて初めて機能する。設置高さは6~8フィート(約1.8~2.4 m)に設定し、座席エリアをカバーする角度で取り付けること。また、カーテン、家具、天井仕上げ材からの安全距離を確保する。
多くは標準的なコンセントに接続可能だが、240Vモデルは専用回路が必要な場合がある。初めて寒い季節が来る前に配線環境を整えておくこと。
風は熱出力を低下させるので、風の強い場所では風対策用シールドの使用を検討する。湿気の多い環境ではIP規格の確認と電源接続部の防水対策を行うこと。
屋外で、必要なときに暖かさを。